風景写真サイト「津軽 Photo Gallery Momota」の吉崎さんの作品です。 この写真は、青森県の下北半島の首位部にある町「横浜町」で撮影されたものだそうです。 私事ですが、 今から２０年以上も前、私は学生として仙台市に住んでいました。 仙台の下宿には私のほかに４人の仲間が住んでいましたが、その中の一人が、青森県下北郡横浜町出身だったのです。 彼はとても気さくで、全く飾らない人間でした。 初めて会ったときから、卒業の別れの時まで方言が全く抜けないのでした。（先日電話したら、今でも抜けてませんでした。笑） 「わぁも、ひょーじゅんごしゃべでども、な〜んか、はずがしっきゃぁ」 ※（僕も、標準語で話したいけど、何か恥ずかしいね）・・・南部弁でしょうか？ そう言って屈託無く笑った彼の顔を、今でもはっきり覚えています。 吉崎さんのサイトで「下北半島」シリーズを開始したと聞き、サイトに訪問したら、その横浜町の自然風景がいっぱい。飾らせて頂いている写真は、そのシリーズ中の私のお気に入りの１枚です。 鮮やかな菜の花畑をバックに、笑ったように咲いた梨の花、それは、あの時の彼の笑顔そのままです。 話は変わって、 青森県は八甲田連邦を境に「津軽地方」と「南部地方」に大別され、双方の文化が結構違うために、あまり仲が良くない・・・、ということを聞いたことがあります。 （お隣同士仲が悪いのは、酒田と鶴岡も同じか？(^^;)哀しいね） でも、津軽人の吉崎さんが、南部地方の下北を紹介するということに、とても清々しいものを感じます。やっぱり、人間そうでなくっちゃ！♪ 失礼しました。ちょっと、余談でした。 吉崎さん、ありがとうございました。